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ごあいさつ

CRPコラボレーション(Clinical, Radiological, Pathological )


大会長 金澤 實
埼玉医科大学呼吸器内科教授

 第32回日本画像医学会を主催します埼玉医科大学呼吸器内科の金澤 實でございます。
近年の画像医学の進歩は目覚ましいものがあります。私たち呼吸器の領域でいえば、CTスキャンでは空間解像度の向上により病理のルーペ像に迫る画像が得られるようになり、末梢気道から肺胞領域病変の描出も夢ではありません。また検出器の多列化により撮影は短時間となり同時に3次元の画像が簡単に得られるようになりました。しかし、その画像医学の進歩が臨床現場に還元され、患者さんの利益として十分浸透しているかというと、必ずしも十分とは言えないと思います。
一方、すべての診療科で専門分化が進んでおり、それぞれの医師が専門とする領域では理解が深まるものの、専門を外れた分野ではその進歩を生かしきっていないのが現状でしょう。放射線科の先生方も各科・各領域への対応に追われているものと思われます。専門の細分化は、特定の疾患の患者さんにはメリットが大きいものの、専門から外れた領域では診療能力が低下したり、場合によっては専門外の領域で重大な見逃しをおこすこともあります。
そこで、今、求められるのは、“放射線診断医、臨床各科医師、病理診断医によるコラボレーション”、すなわち対話と協力であろうと思います。画像医学の進歩の結果、診断情報も治療の選択も極めて莫大なものとなりました。戦争でいえば戦線が拡大し、それぞれの戦線に双方向的に情報を補給しなければならない状態といえましょう。
日本画像医学会は放射線診断医と、臨床各科医師、さらには病理診断医がいて、形態学的診断、時には機能診断の技術を高めていく使命を持った学会です。今回の第32回学術大会では、まず会場数を増やして、広がった専門領域の多くの要望にこたえられるようにしました。そのうえで、各領域でわが国のリーダーともいえる先生方に、最も必要とされているコアとなる最新知識を学ぶためのブログラムを組んでいただきました。
莫大なデジタル情報を整理して、臨床的に意味のある情報をつかみ、臨床の現場である患者さんに戻すため、放射線診断医と臨床各科医師と病理診断医が共通の基盤の上で、議論し、診断をすることが求められています。本学会がそのような場を提供し、質の高い安心安全な医療の実現に貢献できることを願っています。


開催のご案内

第32回日本画像医学会 東京ステーションコンファレンス
会期 2013年2月22日(金)、23日(土)
会場 東京ステーションコンファレンス
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー5階・6階
TEL:03-6888-8080
FAX:03-6888-8062
事務局 埼玉医科大学呼吸器内科
〒350‐0495
埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷38
事務局長:鈴木朋子
お問合せ 日本画像医学会

開催ポスター

第32回日本画像医学会開催ポスター

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