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2月22日(金) 第1会場 501A

2月23日(土) 第1会場 501A

1.特発性間質性肺炎のガイドラインをめぐって

2月22日(金) 第1会場 501A
9:00〜10:30
司会
小倉高志(神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科)
荒川浩明(獨協医科大学放射線科)
1) 画像
  上甲 剛(近畿中央病院放射線診断科)
抄録内容
2011年に「特発性間質性肺炎診断と治療の手引」と「Idiopathic Pulmonary Fibrosis: Evidence Based Guidelines for Diagnosis and Management A Joint ATS/ERS/JRS/ALAT Statement」の2つの重要な“ガイドライン”が上梓された。後者では、他の疾患が否定され、CTで蜂巣肺を含めた診断基準をみたせば、・・・
2) 臨床医の立場から
  小倉高志(神奈川県立循環器呼吸器病センター呼吸器内科)
抄録内容
2011 年ATS /ERS/JRS/ALAT の4 学会の共同声明として特発性肺線維症(IPF)の診断と管理に関するエビデンスに基づくガイドラインが発表された。更に、特発性間質性肺炎(IIPs)の分類は2002年に提示されたが、2013年にはこの分類を補完するような新しいステートメントが報告される予定である。今回の講演・・・
3) 病理の観点から:UIPを中心に
  武村民子(日本赤十字社医療センター病理部)
抄録内容
2002年のATS/ERSによる特発性間質性肺炎(以下IIPs) の7型の分類は、2008年に特発性NSIPが認められ、現在までIP診断の基盤となっている。IIPsの中心はIPF/UIPであり、UIPの病理像は構造改変を伴う密な線維化が胸膜下、小葉間隔壁優位に斑状に分布し、線維芽細胞巣の存在を特徴とする。初期像は小葉・細葉・・・

2.IPL/MCDの肺病変:近縁病態を含めて

2月22日(金) 第1会場 501A
10:45〜12:15
司会
岡 輝明(関東中央病院病理科)
1) IPL/MCD肺病変の臨床
  生島壮一郎(日本赤十字社医療センター呼吸器内科)
抄録内容
IPL/MCDの肺病変は画像上、所見がみられても臨床症状に乏しいことが多い。肺野の画像所見がある症例のうち気道症状(咳、痰、息切れ)がみられるのは約半数、全身症状(発熱、全身倦怠感など)は約1/3にみられる程度である。一方、比率は少ないが、若年者でも嚢胞形成が進展し呼吸不全により死亡する・・・
2) 病理
  岡 輝明(関東中央病院病理科)
抄録内容
Idiopathic plasmacytic lymphadenopathy with polyclonal hyperimmunoglobulinemia (IPL)あるいはmulticentric Castleman's disease (MCD)はリンパ節のみならず多臓器に病変をつくる全身性疾患である。肺はIPL/MCDの標的臓器のひとつであり、リンパ節のほか肺実質に病変をつくる。肺病変は主として肺・・・
3) 画像
  野間惠之(天理よろづ相談所病院放射線部診断部門)
抄録内容
Idiopathic plasmacytic lymphadenopathy (IPL)もしくはmulticentric Castleman’s disease (MCD)は腫瘍と炎症の中間に位置するまれな病態である。画像から見ると全身のリンパ節の腫大と広義の間質を主体に広がるびまん性の肺病変に特徴付けられる。したがって、画像上は悪性リンパ腫やサルコイドーシ・・・

3.心筋症、心筋炎

2月22日(金) 第1会場 501A
14:00〜15:30
司会
木村文子 (埼玉医科大学国際医療センター画像診断科)
寺岡邦彦(東京医科大学八王子医療センター循環器内科)
1) 心筋症、心筋炎の臨床における心臓CTと心臓MRIの有用性
  寺岡邦彦(東京医科大学八王子医療センター循環器内科)
抄録内容
多様な撮影方法を用いて、一度に、多くの情報が得られる心臓MRIでは、特に、ガドリニウム遅延造影MRIを用いて、壊死心筋、肉芽組織、線維組織、炎症や蓄積性変化等、心筋の組織性状の判定の判定が可能である。すでに、種々の心筋疾患や心筋炎において、遅延造影の分布パターンが、その診断に有用であり、・・・
2) 心筋症、心筋炎の病理所見:画像診断の理解の基盤として
  河村俊治(東京女子医科大学八千代医療センター病理診断科)
抄録内容
心筋症・心筋炎の心臓MRIや心臓CT等の画像診断において、各々の疾患における心臓マクロ・ミクロ病理所見の理解は重要な基盤となる。
マクロ病理所見としては、心臓全体の大きさ・重量・色調・硬度・質感、心室・心房の内腔拡張の有無、心室・心房壁での肥厚・菲薄化、肥厚・菲薄化の対・・・
3) 心筋症と心筋炎のMRI
  橋村宏美(国立循環器病研究センター臨床病理科)
抄録内容
心臓MRIでは,T1WI,T2WI,cine,perfusion, 遅延造影(late gadolinium enhancement: LGE)などの様々な撮像方法が用いられている.心筋症,心筋炎においては心筋の画像上の形態およびLGEにおける造影パターンから診断されることが多い.通常MRIで用いられるgadolinium (Gd)造影剤は細胞外空間に分布し,・・・

4.卵巣悪性腫瘍と鑑別を要する良性病変

2月23日(土) 第1会場 501A
9:00〜10:30
司会
清川貴子(千葉大学病態病理学)
田村綾子(東京北社会保険病院放射線科)
1) 卵巣悪性腫瘍と鑑別を要する良性疾患:画像
  北井里実(東京慈恵会医科大学放射線科)
抄録内容
産婦人科領域の様々な疾患の診断や経過観察にMRIをはじめとする各種画像検査が関わっているが、画像のみでは良悪性の診断に迷うこともある。 産婦人科領域の画像診断は、外来にて超音波検査が施行され、骨盤内の精査にはMRIが依頼されることが多い。MRIは軟部組織コントラストが良く、卵巣悪性腫瘍の診・・・
2) 卵巣悪性腫瘍と鑑別を要する良性疾患:病理
  清川貴子(千葉大学病態病理学)
抄録内容
子宮内膜症endometriosis(以下内膜症),卵管炎および骨盤腹膜炎の病理像について概説する.内膜症は,子宮内膜ないし子宮筋層以外の部位に子宮内膜組織すなわち良性の子内膜腺と子宮内膜間質が存在する状態である.好発部位は卵巣,子宮周囲の靭帯,ダグラス窩,直腸膣隔壁,子宮および卵管漿膜をは・・・
3) 卵巣悪性腫瘍と鑑別を要する良性疾患:臨床
  山田恭輔(東京慈恵会医科大学産婦人科)
抄録内容
卵巣悪性腫瘍との鑑別を要する良性疾患として子宮内膜症性嚢胞と付属器炎に注目し、症例提示を含めて臨床的取扱いを概説する。内診・超音波検査にて付属器腫瘤が認められた場合、まず腫瘍性か類腫瘍性かの鑑別に努める。超音波検査法は、婦人科日常診療では主に経腟走査法が用いられる。経腟プローブを・・・

5.膝のスポーツ外傷と障害

2月23日(土) 第1会場 501A
10:45〜12:15
司会
大塚隆信(名古屋市立大学整形外科)
上谷雅孝(長崎大学放射線科)
1) スポーツ選手の管理
  鬼木泰成(熊本大学病院整形外科)
抄録内容
スポーツ選手の管理を行ううえで、スポーツ傷害をいち早く正確に診断し、対応を行うことが重要なのは言うまでもない。早期でかつ適切な診断が可能であれば保存療法にて良好な経過を得たはずの症例でも、診断の遅れや誤りのために手術治療を余儀なくされる場合もある。そのような症例を回避するためには、・・・
2) MRI診断
  新津 守(埼玉医科大学放射線科)
抄録内容
膝の靭帯ではその損傷の頻度が高く、かつ臨床上重要な前十字靭帯ACLの診断が鍵となる。ACLの描出には膝コイル内部で軽度屈曲することが重要で、かつ矢状断のみでなく、直交する冠状断、横断像で、靭帯の走行を追う診断作業が必要である。ACLの一部の線維のみが断裂する 部分損傷は診断が難しい。脂肪・・・
3) 外科手術の適応と術式:半月板損傷、前十字靭帯損傷のMRI診断と術式選択
  野崎正浩(名古屋市立大学整形外科)
抄録内容
膝関節スポーツ外傷は全スポーツ外傷の中でも頻度が高く、中でも特に頻度の高い膝半月板損傷、前十字靭帯損傷はその後のスポーツ復帰に大きな影響を与える傷害である。近年はMRIなどの画像診断の進歩により半月板、靭帯損傷の術前の正確な診断が可能となり、特にMRIを用いた画像診断は手術適応術式を左・・・

6.肝細胞癌と鑑別を要する疾患:肝結節性病変

2月23日(土) 第1会場 501A
14:00〜15:30
司会
吉満研吾(福岡大学放射線科)
1) 肝細胞癌と鑑別が必要な結節性病変:病理学的所見
  相島慎一(九州大学形態機能病理)
抄録内容
肝腫瘍の診断は背景肝疾患の存在、腫瘍マーカーとともに画像・病理所見をもとになされるが、肝細胞癌との鑑別に苦慮する腫瘍や過形成性病変が存在する。この中で頻度の高いものの組織像、肝細胞癌との類似性、最近の話題について概説する。肝細胞腺腫(HCA)は腫瘍内に門脈域を欠くことや異常な筋性動脈の・・・
2) 肝細胞癌と鑑別を要する肝結節性病変の超音波診断
  飯島尋子(兵庫医科大学超音波センター)
抄録内容
肝細胞癌と鑑別を要する肝結節性病変の超音波診断は、Bモード診断と超音波造影剤を使用した診断に分けられる。実際の臨床では、背景肝病変を参考にスクリーング検査としてBモード診断を行うが、スクリーニングで発見された結節すべてにCTやMRIを行うことは現実的ではなく、超音波検査の役割は精密検査・・・
3) 画像
  五島 聡(岐阜大学病院放射線科)
抄録内容
高い空間分解能,コントラスト分解能を有するCT,MRI機器の開発と普及により放射線科医もより多くの病変に遭遇し,他の診療科からコンサルトを受ける機会が増えた.また,疾患概念の整理,病理学的な解析により肝結節の診断はより複雑化している.さらに肝細胞癌と一言に言えども,いわゆる古典的肝細・・・
共催/第一三共株式会社
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7.肝線維化の診断と臨床

2月23日(土) 第1会場 501A
15:45〜17:15
司会
伊東克能(川崎医科大学放射線医学)
1) 肝線維化の病理学的評価と肝硬変の新分類
  福里利夫(帝京大学病理学)
抄録内容
【目的】肝硬変において、線維性隔壁を構成する線維の性状およびその臨床病理学的意義について検討した。【方法】53例のC型肝炎ウィルス感染を伴う肝硬変症例で、隔壁状線維化の性状とその他の病理所見および臨床所見との関連を検討した。隔壁内の線維化を、銀線維優位で、膠原線維の乏しい疎な線維化・・・
2) MRIによる肝線維症診断:これまでとこれから
  兼松雅之(岐阜大学病院放射線科)
抄録内容
肝線維症診断では血液検査指標や肝生検組織診断が広く用いられてきた.肝生検は侵襲性,局所診断,病理診断のばらつきなどの欠点があるため,非侵襲的な画像解析を用いる試みがある.MRIは組織形態,組織組成,血流,硬さなどを反映する多くのパラメーターを供し期待が大きい.@ 拡散強調像では線維化・・・
3) 自己骨髄細胞による肝硬変に対する再生修復療法の現状と展望
  高見太郎(山口大学消化器病態内科学)
抄録内容
これまで我々は、肝硬変患者に対する再生修復療法として、自己骨髄液を全身麻酔下に約400ml採取し洗浄濃縮後に同じ患者に末梢静脈から点滴静注する自己骨髄細胞投与療法(ABMi療法; Autologous bone marrow cell infusion therapy)を世界に先駆けて開発し、臨床的安全性・有効性を報告してきた。この・・・
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