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一覧2月27日(金) 第7会場 605ABC 2月27日(金) 第7会場 605ABC 生涯教育セミナー1 中枢神経2月27日(金) 第7会場 605ABC
10:45〜12:15 座長 杉本英治(自治医科大学放射線医学) 1)一酸化炭素中毒症の臨床と画像診断 久保優子(東京都保健医療公社荏原病院放射線科) 抄録内容一酸化炭素(CO)は無色・無臭・可燃性のある気体で、一酸化炭素ヘモグロビン(CO-Hb)形成し、ヘモグロビンによる組織への酸素運搬を妨げる。Hbと酸素の250倍結合しやすく、少量でも低酸素状態に陥りやすい。 2)脳腫瘍 診断へのアプローチ 阿部香代子(東京女子医科大学画像診断・核医学科) 抄録内容脳腫瘍の頻度は人口10万人に対し8〜10人程度と推定されており、脳梗塞や脳出血のような脳血管障害による病変と異なり、日常のCT、MRIの検査の中で診断する機会は多くはない。また、我が国では約8割が原発性脳腫瘍であるが、教科書を開けばWHO(World Health Organization)分類による聞きなれない腫瘍名が・・・ 3)脳梗塞の画像診断に必要な基礎知識 長尾 毅彦(東京女子医科大学神経内科) 抄録内容脳梗塞発症には,19世紀から血管,血液,血流の三要素(Virchow の三要素)が重要とされてきたが,今日でもこの三要素を常に念頭において診療を行うことが大切である.画像診断の領域でも三要素をすべて解析することが可能である.脳梗塞の病態は症例によって大きく異なるので,画一的な画像診断では個々の症例の最も重要な・・・ 生涯教育セミナー2 骨軟部2月27日(金) 第7会場 605ABC
10:45〜12:15 座長 杉本英治(自治医科大学放射線医学) 1)膝関節:正常,異常のバリエーション 稲岡 努(東邦大学医療センター佐倉病院放射線科) 抄録内容膝関節の関節内及び周囲には多くの靭帯,腱が存在し,関節裂隙を埋めるように半月板が存在する.膝関節の画像診断はMRIが中心であるが,その撮像法の組み合わせによっても見え方は随分と異なる.スピンエコー,グラディエントエコーを含んだ3方向での評価が必須であるが,骨挫傷,骨髄浮腫は診断に有用な所見であり・・・ 2)脊椎:転移性腫瘍 中田和佳(自治医科大学とちぎ子ども医療センター小児画像診断部) 抄録内容近年の診断や治療法の発達により癌患者の生存率は改善しており、このため骨への転移も頻度が高い部位の1つとなっている。また、骨転移に伴う合併症状として病的骨折、疼痛、脊髄麻痺、脊椎不安定性、高カルシウム血症などが生じるとADLやQOLの低下につながるため、早期発見や正確な遠隔転移の評価、適切なマネージメントに・・・ 3)脊椎 福田健志(東京慈恵会科大学放射線医学講座) 抄録内容脊椎領域は骨軟部の中でも検査件数の多い領域である。今回は、頻度の高い疾患や目にすることの多い画像所見について概説する。椎間板ヘルニアではヘルニアの形態や部位についてレポートする必要があり、特に外側陥凹型と椎間孔・椎間孔外型を区別することは重要である。最近改訂となった椎間板の病態学名・・・ 生涯教育セミナー3 泌尿器2月27日(金) 第7会場 605ABC
14:00〜15:30 座長 陣崎雅弘(慶應義塾大学放射線診断科) 1)副腎の画像診断とIVR 高瀬 圭(東北大学医学部放射線診断科) 抄録内容副腎には、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫等の機能性疾患に加え、MDCT により偶然発見される非機能性の腫瘍も多く見られる。また、転移を生じやすい臓器であり、肺癌等からの転移性腫瘍の頻度が高い。骨髄脂肪腫等の頻度は稀だが画像的な特徴を有する腫瘍もある他、副腎近傍から発生する ・・・ 2)上部尿路、膀胱の画像診断 秋田大宇(慶應義塾大学医学部放射線診断科) 抄録内容現在、上部尿路腫瘍の画像診断は、その高い診断能からCT urographyが中心となっている。特に上部尿路癌の高リスク群に関してはCT urographyが積極的に推奨されている。本講演では、当院のCT urographyの撮像法を紹介しながら、典型的な上部尿路癌の画像所見を解説する。さらにCT urographyの読影時の注意点について・・・ 3)精巣の画像診断 松尾義朋(イーサイトヘルスケア) 抄録内容精巣の画像診断の第一選択は超音波検査である。表在用プローブを用いることにより分解能の高い画像を得ることができるのみでなく、ドプラー法を用いて病変内部の血流評価も可能である。特に緊急性の高い病態の診断においては速やかに施行可能である超音波がまず用いられる。急性陰嚢痛の鑑別診断(精索捻転と ・・・ 生涯教育セミナー4 心血管2月27日(金) 第7会場 605ABC
15:45〜17:15 座長 佐久間 肇(三重大学放射線診断科) 1)冠動脈CT update:2015年における適応は? 藤本 進一郎(順天堂大学大学院医学研究科循環器内科) 抄録内容冠動脈CTは非侵襲的に冠動脈狭窄やプラークを評価できるツールとして急速に臨床の場で普及している。またそれにともないCT装置や解析法に関しても目覚ましく発展しており、今後冠動脈CTの適応はさらに拡大するものと思われる。従来、冠動脈CTは解剖学的狭窄の評価のみが可能であったが、血行再建の適応や予後評価に・・・ 2)MRIによる心筋虚血と梗塞の診断 奧田茂男(慶應義塾大学放射線診断科) 抄録内容MRIによる心筋虚血の診断には、アデノシンやATPなどを併用した心筋負荷パーヒュージョン(perf-MRI)を利用する。心筋梗塞描出には、ガドリニウム造影剤投与後10分の間隔をあけて、インバージョン・リカバリー法による遅延造影(LGE)を撮像する。複数のメタ解析の結果では、perf-MRIによる冠動脈有意狭窄存在診断の感度・・・ 3)大動脈のCT・MRI診断up-to-date 植田琢也(聖路加国際病院放射線科) 抄録内容MDCTの登場によって始まったCT高速化によって、最も恩恵を受けた画像診断分野は、心臓血管系であることは誰も異論のないところであろう。心電同期CTによる撮影は、64列CTの登場以降爆発的に広がり、現在では日常ルーチン検査としての地位を確立した。心電同期CT Angiography (CTA)は大動脈疾患にも取り入れられ ・・・ 生涯教育セミナー5 今・・・なぜ、肺結核か?2月28日(土) 第7会場 605ABC
9:00〜10:30 座長 本田憲業(埼玉医科大学総合医療センター画像診断・核医学科) 1)結核の画像診断−いま、なぜ結核か 本田 憲業(埼玉医科大学総合医療センター画像診断・核医学科) 抄録内容この講演では、私の分担は続く演者の導入を述べることである。 2)肺結核 栗原泰之(聖路加国際病院放射線科) 抄録内容わが国の結核罹患率は減少傾向にあるものの、いまだ年間21,000人以上の新たな結核患者が登録されている。高齢化も進んでおり、新規患者の半数以上(55.6%)が70歳以上の高齢者である。一方、受診が遅れる患者は依然として多く、特に働き盛りで感染性のある結核患者の受診遅れが目立つ状況である。よって画像診断は・・・ 3)肺結核の臨床 鈴木朋子、齋藤美和子、新妻一直 抄録内容ここ数年の結核罹患率は16〜17人/10万人程度で推移しており、増加傾向にこそないがなかなか減少しないというのが現状である。近年の問題は高齢化社会に伴い高齢者発症の肺結核が増加している点であろう。当センターのある会津地域は、4人に1人が65歳以上という「超高齢化社会」でありやはり高齢者結核が問題となっている ・・・ 生涯教育セミナー6 乳がん治療に役立つ画像診断2月28日(土) 第7会場 605ABC
10:45〜12:15 座長 印牧義英(聖マリアンナ医科大学放射線科) 1)超音波検査 岡村隆徳(聖マリアンナ医科大学臨床検査部) 抄録内容はじめに 2)乳房MRI:知っておいてほしいこと 町田洋一(亀田京橋クリニック放射線科) 抄録内容・乳房画像診断はマンモグラフィ、超音波、MRIの三つ巴である。 3)PET・核医学 岡田幸法(聖マリアンナ医科大学放射線科) 抄録内容乳腺のPET、核医学領域におけるtopicsとしては乳房専用PET装置、骨シンチグラフィ診断ソフトウェア(BONE NAVI)などがある。乳房専用PET装置は乳房に検出器を接近させて撮像を行う乳房に特化したPET装置である。空間分解能に優れており数ミリ大の乳癌でも描出することができる。更に全身のPET-CTと組み合わせて ・・・ 生涯教育セミナー7 肝胆膵2月28日(土) 第7会場 605ABC
14:00〜15:30 座長 古川 顕(首都大学東京健康福祉学部放射線学科) 1)肝腫瘍の画像診断 南 哲弥(金沢大学附属病院 放射線科)他 抄録内容肝に生じる腫瘍性病変は原発性、転移性を含めて多岐にわたる。その診断の中心的な役割を担っているのが画像診断である。わが国においてはウイルス性の慢性肝疾患を背景に、欧米に比して多くの患者が罹患することとなってきた。これによりわが国における肝腫瘍の画像診断は肝細胞癌の診断とともに発達し、世界をリードし・・・ 2)膵の炎症性疾患の画像診断 大田信一(滋賀医科大学放射線科) 抄録内容本セミナーでは膵の炎症性疾患のうち、1. 急性膵炎、2. 慢性膵炎、3. 自己免疫性膵炎、4. groove膵炎について概説する。 3)門脈圧亢進症における側副血行路〜門脈大循環短絡の血管解剖〜 荒木拓次(山梨大学医学部放射線科) 抄録内容門脈圧亢進症は、腹水や脾機能亢進症などともに、静脈瘤や肝性脳症を引き起こす側副血行路が発達する病態である。門脈圧亢進症による門脈の側副血行路は、遠肝性と求肝性血行路に分けられるが、ここでは静脈瘤や肝性脳症の主な原因である遠肝性血行路について説明する ・・・ 生涯教育セミナー8 生殖器2月28日(土) 第7会場 605ABC
15:45〜17:15 座長 早川克己(県立釜石病院放射線科) 1)男性生殖器:画像診断におけるピットフォール 伊藤博敏(梶井町放射線診断科クリニック)
抄録内容男性生殖器の画像診断は主に超音波検査とMRIが担っているが、MRIはその優れたコントラスト分解能により、病変の検出のみならず質的診断に寄与するところも大きい。さらに近年、特に本邦においては前立腺癌のMRI診断は、以前から用いられている局所進展度診断に加えて、生検前の前立腺癌病変の検出・局在診断にも・・・ 2)女性生殖器:画像診断におけるピットホール 坪山尚寛(大阪大学医学部放射線科) 抄録内容婦人科領域の腫瘤の画像診断は、まず由来臓器を決定し、続いて組織型あるいは悪性度、そして病期を診断するという手順で進められる。それぞれの過程にピットフォールが存在するが、中でも由来臓器の決定は診断の入口とも言える作業であり、ここで間違えるとその後の努力は徒労に終わる。本講演では、由来臓器が問題となる ・・・ 3)胎盤の画像診断 扇谷芳光(昭和大学医学部放射線医学教室) 抄録内容分娩前の画像検査は胎児・母体のリスクを少ない検査が選択されるべきで、通常、超音波検査が施行されている。MRIの胎児に対する安全性は確立されていないが、放射線被曝を伴う検査に比べ、安全と考えられている。MRIは超音波検査に比べ、良好な軟部組織コントラストと広い関心領域を有するため、超音波検査で十分な ・・・ |