第36回学術大会終了のご挨拶

 第36回日本画像医学会は多くの皆様のご協力を賜りまして無事会期を終了することができました。講演・司会・座長をご担当下さいました先生方をはじめ、ご支援頂きました関係各位の皆様に謹んでお礼申し上げます。
 今回のテーマとして掲げさせて頂いた『臨床、画像、病理の連携−症例検討をベースにして−』の意図を、企画を担当して頂いた先生方、ご講演を頂きました先生方が本当によく汲んでくださり、まさしく症例ベースで主治医、放射線科医、病理医が議論することができたと思います。また、新たな試みであるX線・超音波を学ぶ場として活用して頂くという意図も、X線・超音波をテーマとしたセッションに多くの方が参加して下さり、目的を果たせたのではないかと思います。レントゲンカンファレンスに加えて、画像診断ドクターRもとても好評で、出題・解答を務めて下さった先生方の画像にかける思いがとてもよく伝わってきました。

 第37回日本画像医学会は、2018年2月末にステーションカンファレンス東京にて、清川貴子大会長(慈恵医科大学病理学教室)のもとに開催されます。来年もまた会場で皆様とお会いし、この学会の趣旨である『臨床・画像・病理のトライアングル』の成果を一層学んで頂けますことを願ってやみません。

表彰

会長賞

最優秀賞
栗生明博先生
独立行政法人 堺市立総合医療センター放射線診断科
症候性Meckel憩室の16例
優秀賞
呂 彩子先生
聖マリアンナ医科大学法医学教室
硬膜下血腫の死後CT画像の特徴
優秀賞
岩間健太郎先生
国立国際医療研究センター病院循環器内科
心アミロイドーシスの新しい画像診断

レントゲンカンファレンス優秀賞

岩谷健次郎先生 京都市立病院放射線診断科

大平健司先生 沼津市立病院放射線科

更新履歴

ページのTOPに戻る