レントゲンカンファレンス
ホーム > 第36回日本画像医学会 > レントゲンカンファレンス > レントゲンカンファレンス症例

レントゲンカンファレンス症例

症例1:72歳 女性

【主訴】
2-3日前からのめまい、歩行時に左側へ偏る症状
【現病歴】
2年前から時々右眼瞼痙攣を認めたが様子を見ていた。 2-3日前より上記主訴が出現したため近医を受診した。 MRIを撮像したところ、多発性の脳内病変を認め、精査のため紹介受診した。
【既往歴】
声帯ポリープ手術:20年前
橋本病:15年前 寛解し、現在無治療状態
【家族歴】
特に神経疾患の家族歴はない。
【臨床所見】
・意識清明
・上肢Barre試験:右異常なし/左やや回内・歩行時、左下肢の上がりが不良で、左足を引っかける。
・左口角から水が漏れる事がある。
・明らかな感覚障害は認めない。

軽度の顔面を含む左半身不全麻痺の所見を認めた。
【血液検査所見】
RBC 425×105/ul Hb 13.3 g/dl WBC 4600 /ul,
PLT 20.6×104/ul NA 144 mEq/l K 3.8 mEq/l
Cl 106 mEq/l TP 7.6 g/dl Alb 4.1 g/dl
AST 15 U/l ALT 9 U/l T-Bil 0.8 mg/dl
LDH 201 U/l BUN 8 mg/dl Cre 0.48 mg/dl
CRP 0.06 mg/dl Glu 105mg/dl PT 11.1 s (86.5 %)
APTT 28.2 s CEA 3.8 ng/ml CA125 8.4 U/ml
CA19.9 11.2 U/ml SCC 1.2 ng/ml  

明らかな異常所見を認めなかった。
【髄液検査】
細胞診 Class I
無色透明, 細胞数 2個 (多核球1, 単核球1)
TP: 43 mg/dl, Glu: 57 mg/dl, LDH: 37 U/l
OCB: 陰性, MBP: 50.9 pg/ml

特に異常所見を認めなかった。

※以下の画像をクリックすると拡大できます。

  • CT

  • T1強調画像

  • T2強調画像

  • 拡散強調画像

  • 脂肪抑制FLAIR画像冠状断像

  • 造影後T1強調画像

  • 頭部18F-FDG-PET画像

  • 18F-FDG-PET画像
    MIP像全身